冥利に尽きる

まずは始めること

瞑想会やWSなどを開催するようになって5年目になります。イベントは参加するものだと思い込んでいたので、まさか自分が主催するとは想像もしていませんでした。イベントを主催している方のサポートに入っていたのが、突如その方が脱退されたことで、急遽主催することになったのが経緯です。

 

最初の頃は穴があったら入りたいと思うくらいのクオリティでしたが、回数を重ねるうちに少しずつ自分の世界観が出てくるようになりました。 きっかけは何であれ、まずは始めること。そして継続していくことなのだと思います。好きなことであれば、一人しか来てくれなくても楽しむことができる。

 

点と点が結ばれていく

キャンドル瞑想会から始まったイベントもセクシャリティ講座、山の瞑想会、旋回瞑想会、ダンス瞑想会など次々と新しいプログラムを開催するようになりました。

 

当初はそれぞれが独立したプログラムだと思っていたのですが、時間が経つにつれて理解が深まり、点と点がつながっていく。入り口が違うだけで本質的には同じことを伝えているのだと気付けるようになりました。山と旋回は同じであり、山とセクシャリティも同じである。

 

10月23日-25日に開催された箱根リトリートは、山とダンスと一部セクシャリティの要素も盛り込んだリトリートになりました。

一昨晩はその箱根リトリートのオンラインシェア会がありましたが、そこで参加者の方々からたくさんのフィードバックを頂きました。

 

「人生の中でも上位に入る衝撃的な体験だった」

「人生のなかで最も幸せな時間でした」

「これまで生きてきて良かった」

「こんなにも人が繋がり合えるのだと涙が出ました」

「一つであることを初めて体験できた」

「触れること触れられることが同時に起こる体験」

「樹木とのつながりに涙が出た」などなど

 

こんなフィードバックを2時間半もひたすら受け続けるという、ただただ幸せな時間。自分のなかにあるものを誰にでも再現できるようにプログラムを作ってきましたが、参加者のみなさんが体験を通じてちゃんと受け取ってくれている。これが本当にうれしくて、「冥利に尽きる」という言葉がリフレインし続けました。

 

私もこの会が大好きだし、参加してくださった方達のことを大好きだなぁとあらためて感じています。次回UAA主催の箱根リトリートは2021年6月に開催を予定しています。

 

表現に共鳴してくれる人が必ずいる

始めた頃は自分の経験や体験などに価値があるとは思えませんでしたが、この広い世界には共鳴してくれる人が必ずいます。自分の経験や体験が誰かの役に立つことがあります。

 

まずは自分の中にあるものをカタチにしてシェアする。それをやり続けていくことで、自分の世界観が出るようになる。誰もがそうやって自分をシェアし合っていく。新しい時代の始まりを感じています。